既製品への道
まずはカーテンレールについて
ではでは!レールとフックのマッチングや、カーテン丈について掘り下げてみましょう ☟
フックが違うだけで30mmの差が発生します。
※既製品でカーテン丈200cmと表記されているものや、カーテン屋さんが使う『カン下寸法』は、一部の例外を除いて、フックからカーテン下端部までの事を言います。
そして、既製品はドレープBフック レースAフックで販売されていることが多いです。
※必ずお店の方にお問い合わせください
じゃあ フックで調整すればいいじゃん!
・・・なのですが、上記した通り30mmの誤差が出てしまいます。
腰高窓等でしたらば、何の問題もありませんが、掃出し窓だとツンツルテンかズルズルしてしまいます。
※例えば、丈200cmのカーテンを購入し、Bフックのまま使うのであれば表記通りですが、Aフックに調整して使う場合、そのカーテンは203cmになってしまうということです。
POINT
既存レールが在る場合の準備
1:採寸 (巾×高さ)
巾:カーテンフックをひっかける(写真の銀色の小さい輪:ランナー
と呼びます)箇所の両端部間 ※それほどシビアでなくて構いません。既
成品でしたら100cm 150cm 200cm単位になります。
丈:ランナーから
◦掃出し窓:床まで
◦腰高窓等:窓枠下端部迄を測りましょう。5mm単位で良いと思
います。腰高窓等は窓枠下の垂らし分もイメージしたいです。
尚、装飾レールはドレープ用レース用共に測りましょう。
書き方は巾×高さの順が一般的で分り易いと思います。
2:レールの写真とランナーの数
写真があれば、圧倒的に話が早いです。
ややこしいフック調整絡みの寸法計算はお店の方がやって
くれます。
カーテンレールの施工は業者さんに頼む場合
1:購入予定のカーテンの寸法一覧(巾丈)
※寸法表示がカン下か総丈か判断できるもの
フック(A・B)が判断できるもの
が有れば、現地調査後に提示してもらえると思います。
※必ず施工前に相談して下さい。商品に合わせて施工してくれるはずです。稀にレールが付いてから「カーテン寸法を教えてくれ」とお問い合わせを頂くことがあるのですが、既製丈を基準に施工高さを算出していない為、既製品が合わない場合が多いです。
まとめ
御新築の方もリフォームの方も、量販店さんの採寸サービスや専門店さんに御相談頂くのがやっぱりお勧めです。
あっ あと、量販店さんごとにサイズのラインナップも色々ですので、「一般的な既製品の寸法で」と言う依頼も難しいです。
もっともY:Zさんの価格設定なら、既製品と大差無くフルオーダーにて仕上げられると思いますので、お気軽に御相談頂ければと存じます。( ̄▽ ̄)